トニー・ウィリアムス・ライフタイム / エマージェンシー! / SPECTRUM

4.5

『EMERGENCY!』の6曲目は【SPECTRUM】(以下【スペクトラム】)。

 【スペクトラム】も,曲としての構成はあるのだが,印象としては「ただ熱い演奏がある」のみ。トニー・ウィリアムスが凄い。ジョン・マクラフリンが凄い。ラリー・ヤングが凄いのだ。

 【スペクトラム】の基本は8ビートであるが,途中変則的に4ビートと入り乱れる。このトニー・ウィリアムスドラミングに呼応するギターオルガンの過激なソロ
 これが「ライフタイム」の提示するロックなのだろうが“どこまでもジャズ的なアドリブ”に(現代の若者が聴いても面喰うのだから)当時の若者たちは相当面喰ったのではなかろうか?

 【スペクトラム】は,細かく細かく拾っていくべき「価値あるアドリブ集」であるが,聴き込めば聴き込むほどに,もうどうでもよくなってしまう。疾走する「ライフタイム」の“勢い”が感じられればそれで十分である。

 
THE TONY WILLIAMS LIFETIME
TONY WILLIAMS : Drums, Vocal
JOHN McLAUGHLIN : Guitar
LARRY YOUNG : Organ

EMERGENCY!-1
EMERGENCY!
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

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