ドン・グロルニック・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー / ハーツ・アンド・ナンバーズ / POINTING AT THE MOON

5.0

『HEART AND NUMBERS』の1曲目は【POINTING AT THE MOON】(以下【月を指して】)。

 【月を指して】はゴキゲンなノリノリ・ナンバー。レゲエのリズムをンタンタと強調した部分とストリングスをかぶさる滑らかな部分と対比させた個性的なコードが
斬新で,ウィル・リースティーヴ・ジョーダンが笑顔で“グルーヴ”する名曲である。

 ドン・グロルニッククリフォード・カーターによりプログラミングされたシンセを引き連れ,ブロック・コードのバッキングでフロントを終始リードし,ウィル・リースティーヴ・ジョーダンを「裏で回して」いく。

 ジェフ・ミロノフマイケル・ブレッカーがユニゾンするテーマが「ウキウキ&ルンルン」で,スペーシーにして高密度のテーマがかかると,全員が思い思いに遊んでいる。
 いいや,スティーヴ・ジョーダンなんかは,曲の頭から最後まで遊んでいる。スティーヴ・ジョーダンドラミングと同期する際の楽しさを味わってしまうと,もうスティーヴ・ガッドでは物足りなくなるんだよなぁ。超贅沢な遊び!

 【月を指して】でのウィル・リースティーヴ・ジョーダンの“グルーヴ”が,アコースティックジャズ・グループ「ステップス」がハイパーフュージョン・グループ「ステップス・アヘッド」への転換の縮図である。
← 本当はピーター・アースキンの勘違いなのにねっ。摺り込まれてしまっちゃった!

 
DON GROLNICK : Piano, Synthesizer
CLIFFORD CARTER : Synthesizer Programming
MICHAEL BRECKER : Tenor Saxophone
JEFF MIRONOV : Guitar
WILL LEE : Bass
STEVE JORDAN : Drums

HEARTS AND NUMBERS-1
HEARTS AND NUMBERS
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

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