『OPEN LETTER』の4曲目は【INFECTION】(以下【インフェクション】)。
【インフェクション】のクレジットでは,ラルフ・タウナーとピーター・アースキンの共作ということになっているが,これは完全なる即興演奏で間違いない。
ラルフ・タウナーがインプロで斬り込む中,ピーター・アースキンが,セオリー通りの「返し」を続けてポイントを稼いでいる。
卓球で言えば「カットマン」のような動きのピーター・アースキンの「返し」が,ともするといろんな方向へ飛んでいきそうなギターを,相棒としてうまく引き留めているような感じのドラミングである。
RALPH TOWNER : Classical Guitar, 12-String Guitar, Synthesizer
PETER ERSKINE : Drums
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