『SWEET HONEY BEE』の3曲目は【AFTER THE RAIN】(以下【アフター・ザ・レイン】)。
【アフター・ザ・レイン】は,ジャズというよりもジョージ・ウインストン風のニューエイジな名曲である。
ハイライトはデューク・ピアソンのピアノとジェームス・スポールディングのフルートとのデュオである。ともすると「かすれがちになる」フルートを情感たっぷりにコントロールするジェームス・スポールディングの「歌声」が素晴らしい。
そんなジェームス・スポールディングのフルートをバックアップするデューク・ピアソンのピアノがこれまた秀逸でリリカル。
コンポーザーやアレンジャーとしての評価について語られることの方が多いデューク・ピアソンの“ジャズ・ピアニスト”としての「一級品の腕前」を再認識させられる。
FREDDIE HUBBARD : Trumpet
JAMES SPAULDING : Alto Sax, Flute
JOE HENDERSON : Tenor Sax
DUKE PEARSON : Piano
RON CARTER : Bass
MICKY ROKER : Drums
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