RON CARTER

CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / READY RUDY?

『SWEET HONEY BEE』の7曲目は【READY RUDY?】(以下【レディ・ルディ?】)。  【レディ・ルディ?】が最高である。こんな曲を目の前で演奏してもらえるのは,ルディ・ヴァン・ゲルダーの人徳であろう。  そう。...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / EMPATHY

『SWEET HONEY BEE』の6曲目は【EMPATHY】(以下【エンパシー】)。  【エンパシー】は,新主流派のトップ・ランナーであるフレディ・ハバードのトランペットとジョー・ヘンダーソンのテナー・サックスの魅力を推し出しつつも...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / BIG BERTHA

『SWEET HONEY BEE』の5曲目は【BIG BERTHA】(以下【ビッグ・バーサ】)。  【ビッグ・バーサ】は,3管フロントとデューク・ピアソンのピアノによる「コール・アンド・レスポンス」を伴ったビッグ・バンドっぽいバップ・...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / GASLIGHT

『SWEET HONEY BEE』の4曲目は【GASLIGHT】(以下【ガスライト】)。  【ガスライト】とは,この曲のイメージにぴったり合ったタイトルである。  けだるいモーダルな世界は,霞がかったガスライトのようで,ハスキートー...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / AFTER THE RAIN

『SWEET HONEY BEE』の3曲目は【AFTER THE RAIN】(以下【アフター・ザ・レイン】)。  【アフター・ザ・レイン】は,ジャズというよりもジョージ・ウインストン風のニューエイジな名曲である。  ハイライトは...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / SUDEL

『SWEET HONEY BEE』の2曲目は【SUDEL】(以下【スーデル】)。  【スーデル】は,1962年に「JAZZ LINE」からリリースされた『HUSH!』収録の再演である。  【スーデル】の魅力とはとにかくノリの良さであ...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー / SWEET HONEY BEE

『SWEET HONEY BEE』の1曲目は【SWEET HONEY BEE】(以下【スイート・ハニー・ビー】)。  ジェームス・スポールディングのフルートが緩~く飛び出し,それをフレディ・ハバードのトランペットとジョー・ヘンダーソン...
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CD批評:デューク・ピアソン

デューク・ピアソン / スイート・ハニー・ビー

 『HONEYBUNS』の次は,同じ『HONEY』でも『SWEET HONEY BEE』(以下『スイート・ハニー・ビー』)。  デューク・ピアソンの名盤群の中にあって,管理人の一番の愛聴盤が『スイート・ハニー・ビー』である。  どう...
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CD批評:ジェリ・アレン

ジェリ・アレン・スーパー・トリオ / 21 / INTROSPECTION/THELONIOUS

『TWENTY ONE』の4曲目は【INTROSPECTION/THELONIOUS】(以下【イントロスペクション~セロニアス】)。  上手なセロニアス・モンクが弾く【イントロスペクション】が【イントロスペクション~セロニアス】である...
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CD批評:ジェリ・アレン

ジェリ・アレン・スーパー・トリオ / 21 / DRUMMER’S SONG

『TWENTY ONE』の3曲目は【DRUMMER’S SONG】(以下【ドラマーズ・ソング】)。  当の作曲者であるジェリ・アレンの右手と左手が混乱してしまいそうな複雑なメロディーとリズム。機械仕掛けで単調な曲なのに,演奏が進むにつ...
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CD批評:ジェリ・アレン

ジェリ・アレン・スーパー・トリオ / 21 / RTG

『TWENTY ONE』の1曲目は【RTG】。  【RTG】とは「ロン+トニー+ジェリ」の頭文字のこと。  則ち,ロン・カーターとトニー・ウィリアムスと共演することを夢見てきたジェリ・アレンの妄想が形になった書下ろし。イントロから喰...
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CD批評:ジェリ・アレン

ジェリ・アレン・スーパー・トリオ / 21

 ジェリ・アレンと来れば「M-BASE」を連想してしまうし,スティーヴ・コールマンの影響から離れてもなおアバンギャルドなピアノで,思索的で深遠で重量級のジャズを演奏してきた超大物のイメージである。  事実,1980年代は「女性ジャズメン」...
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CD批評:ウイントン・マルサリス

ウイントン・マルサリス / ウイントン・マルサリスの肖像 / WHO CAN I TURN TO(WHEN NOBODY NEEDS ME)

『WYNTON MARSALIS』の6曲目は【WHO CAN I TURN TO(WHEN NOBODY NEEDS ME)】(以下【フー・キャン・アイ・ターン・トゥ(ホエン・ノーバディ・ニーズ・ミー)】)。  何と美しいトラックなの...
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CD批評:ウイントン・マルサリス

ウイントン・マルサリス / ウイントン・マルサリスの肖像 / SISTER CHERYL

『WYNTON MARSALIS』の5曲目は【SISTER CHERYL】(以下【シスター・シェリル】)。  【シスター・シェリル】は,5人の高い表現力が結実したミディアム・ナンバー。特にロン・カーター&トニー・ウイリアムスが創りだす...
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CD批評:ウイントン・マルサリス

ウイントン・マルサリス / ウイントン・マルサリスの肖像 / HESITATION

『WYNTON MARSALIS』の4曲目は【HESITATION】(以下【ヘジテイション】)。  【ヘジテイション】は,ロン・カーターのベースが冴えわたる,気合いの入ったジャズ・バトルだ。  ユニゾン終わりの14秒から,終始ロン・...
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CD批評:ウイントン・マルサリス

ウイントン・マルサリス / ウイントン・マルサリスの肖像 / RJ

『WYNTON MARSALIS』の3曲目は【RJ】。  【RJ】は最高にスリリング! 入りのユニゾンからただごとではない。あんなに速いフレーズを,トランペットでこうも完璧に吹けるものか,と度肝を抜かれたことを思い出す。  その...
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CD批評:ウイントン・マルサリス

ウイントン・マルサリス / ウイントン・マルサリスの肖像

 現代のジャズ・ファン全ては,良くも悪くもウイントン・マルサリスに感謝すべきである。  ウイントン・マルサリスの登場はジャズ史におけるエポック・メイキング,時代の流れを変える衝撃だった。ウイントン・マルサリスの登場なくして,この2005年...
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