20050518-2 チック・コリア・エレクトリック・バンド LIVE 『CHICK COREA ELEKTRIC BAND』 NO.1

 行ってきました! 5/18「FUKUOKA Blue Note」の『チック・コリア・エレクトリック・バンド』2nd!

 もう「ありえねぇ~」の大連発! 完全にノックアウトされて帰ってきました。いやぁ,正直,期待以上のLIVEで高額なチケット代もお安く感じました。えぇ。(といっても,管理人は12,000円→5,000円でしたけど。割引事情の裏話はおいおいと)。
 初めて見ましたが,チック・コリアいいですね。どっぷりとハマッテしまいそう。(CD買い足したし,もう手遅れかも)。
 ほんの2ヶ月前に『マーカス・ミラー』のスーパーバンドを見たばかりだというのに,あのマーカス・バンドのスーパーテクが「ふ~ん,普通」と思えてしまう程,「ありえねぇ~」のオンパレード!
 自分にはチック節の方が合っているんだなぁ,と再確認できた夜でした。

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ チック・コリア : Keybord/Piano
 ☆ リック・フィエラブラッチ : Bass
 ☆ デイヴ・ウェックル : Drums
 ☆ フランク・ギャンバレ : Guitar
 ☆ エリック・マリエンサル : Saxophone

 今回の『チック・コリア・エレクトリック・バンド』ジャパン・ツアーは,新作『TO THE STARS』のプロモーションゆえ,ほぼレコーディング・メンバーが揃っている。ほぼね。今回のツアーにレコーディング・メンバーとしてはただ一人,ベースジョン・パティトゥッチが不参加。
 “復活”エレクトリック・バンドの売りの一つは,活動休止前のオリジナル・メンバーでの再結成にあった。そういう意味でもジョンの不参加は残念でならないが,そこはジャズ・ジャイアントのチック・コリアのこと,しっかり期待の新星を連れてきてくれました。

 リック・フィエラブラッチ。ステージの立ち位置があわや裏方? 一人だけ奥まった場所にいた彼がいい。
 リック・フィエラブラッチの存在を例えるなら,ビクター・ベイリーかな? ビクター・ベイリーとは,あのジャコ・パストリアスの後釜として「ウェザー・リポート」へ加入した実力派ベーシスト。しかし,いかんせんジャコ・パストリアスの後釜,加入当初は機会あるごとに比較され,評判もいまいち。
 だがビクター・ベイリーの評価は「ウェザー・リポート」のCDリリースが増えると共に上昇していった。それもそのはず,ジャコ・パストリアスビクター・ベイリーは同じ系譜に属するベーシストではないからである。

 皆さんはラーメン好きですか? 同じラーメンでも豚骨と豚骨なら比較もできるが,豚骨と塩,みそとしょうゆでは単純に比較などできないでしょ?
 同じようにジョンリックも持ち味が違う。誰もリックジョンと同じ演奏を求めているわけではない。もちろんチック・コリアも他のメンバーもそうであろう。だからこそ管理人もリックの演奏を心から楽しめた。期待の新星に拍手である。

 キーボードチック・コリア。言うまでもなく今回の主役です。やはり目立ってましたね。
 演奏はもちろん超一流でしたが,パフォーマンスが良かった。演奏だけならCD聴き込めば十分! やはりLIVEには何らかのハプニングが付きものでないと…。ですよねっ。ジャズ批評家の池上さん。
 オープニングのカエル? アヒル? YAMAHAのショルダー。「SPAIN」でのお約束:コール&レスポンス。「PORT VIEW」でのお遊び?(LIVE見ていない人にはさっぱり伝わらないだろうな-)。MCも上手だっし…。うん。どれをとってもチック・コリアは超一流のエンターテイナーでした。

 さて,もう一人の主役。一緒に行った神○くんの言葉を借りれば「今宵の主役」はドラムデイヴ・ウェックル。正にこの人!
 開演前にあのドラムセットを見て「これ全部をまさか一曲で使用しないよね?」。こんな会話をしたことが恥ずかしくなりました。
 使い古された表現ですが“十手観音”のごときプレイは迫力満点。ただ呆然。開いた口がふさがらない。
 う~ん。管理人の文章力ではふさわしくコメントできません。とにかく,一度見てみて聴いてみて!

 フロントの2人,ギターフランク・ギャンバレサックスエリック・マリエンサルもごきげんのプレイを聴かせてくれました。
 フランク・ギャンバレは4曲目でアコースティック?(ナイロン?)ギターを披露してくれましたし,エリック・マリエンサルアルトソプラノの味の違いを聴かせてくれました。
 エリックはステージングも良かったね。出るときは出る! 下がるときは下がる! 自分のパート以外でもタテノリ?でステージを盛り上げていたし。参考にしろよ。「ヤ○サ○リ」。
 この2人はビジュアル面で好対照だったかも。昔のCDジャケットを見る限り,エリックはあまり変わらないのにフランクは…。
 いや,これ以上は恐ろしくて書けません。皆さんもCDジャケットを見比べてみてくださいね。以上!

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ本編のセットリストを報告しておきます。


01.HOUND OF HEAVEN
02.MISTRESS LUCK
03.THE LONG PASSAGE
04.ALAN CORDY
05.GOT A MATCH?

 

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コメント

  1. ドム男 より:

    お邪魔します
    今Liveレポートを全部見て回ってるのですが、この来日公演もやはり行きましたか!最高の体験だったと思います!
    私はこの頃まだ地を這いずり回っていたので、行けませんでした 笑
    「To The Stars」の時期はDave Wecklのテクニックが最高潮に達していました。私のオススメの第2期Dave Wecklです。私が前オススメした理由が分かるかと思います。なので迫力は凄すぎたぐらいじゃないですか?
    でもやっぱりChick Coreaに目が行ってしまう気持ち、分かります。私も今年3月のBlue note来日公演を見に行ったので共感できます。
    ドラマーである私はDaveはもちろん他のメンバーにも目を配るのですが、でも最後にはChick Coreaに目が行っている自分に気づきますよね。
    管理人さんの書いた通り、彼はピアニストでもキーボーディストでも音楽家でもなくjazz界のトップ“エンターテイナー”!
    3月に見た時はこの時と変わり、相当痩せていました。みんな「病気でもしたの?」と言うのですが本人が「最近の僕は絶好調を維持している。もっとも大きな理由の1つは、ダイエットをしたことだよ」と語っています。まだまだ元気に活動してくれそうです!

  2. セラビーセラビー より:

    ドム男さん,コメントありがとうございました♪
    2005年のデブイ・チックのCCEBと2017年の細いチックのCCEB。チック・コリアの絶好調の秘密はダイエットですよねっ。
    RTFのツアーで見た時は私も同じく病気かと思ってしまいましたが,ゲイリー・バートンとのデュオの時は中肉中背っぽく感じ,気に留めてもいませんでしたが,またもガリガリ・チックなのですね。
    体調の良さがダイエットにあるのなら大丈夫ですが,ダイエットするとパワー不足に陥るリスクがあるので音楽性に合わせてチックも体型を変えていただければ…。
    『TO THE STARS』の時期のデイブ・ウェックルが最高だと言われれば個人的には超ラッキーだったのですね。あのド迫力は忘れられません!
    福岡へもツアーで来てほしいです。またチック&デイブの【GOT A MATCH?】を見たいものです。

  3. ドム男 より:

    返信ありがとうございます
    管理人さんに前言われたジャパンツアーの感想を、書くのを忘れていました。度々コメントすいません 汗
    私の行った公演は、3月18日の公演です。その時のセットリストです。
    1・Charged Particles
    2・Trance Dance
    3・CTA
    4・Alan Corday
    5・Got A Match?
    感想は言うまでもなく“最高”の一言に尽きます。Chick Coreaは先ほども言ったように「最近の僕は絶好調を維持している」とインタビューで話しているので、またEBで来日するのもあり得ると思います。6月からまたツアーをやるそうなので、Chick coreaのEBへの熱は相当あるっぽいです 笑
    それに加え同じインタビューの中で「僕は1つのところに落ち着くことができない気質でね。複数のプロジェクトを同時進行することによって、相乗効果が生まれ、同時に音楽のモチベーションを維持しているんだ」とも話しています。これは期待大ですね。
    それとは別に今年の夏に日本に来る「Corea / Gadd Band」というグループはご存知ですか?Chick CoreaとSteve Gaddの新プロジェクトらしいです。EBとはまたタイプの違うグループですが、これも結構気になるグループかと思います。Blue note東京と東京jazzに出る予定です。私は東京jazzの公演を見に行くつもりです。まだまだ夏は先なので新規公演の発表はあるかもです。

  4. セラビーセラビー より:

    ドム男さん,コメントありがとうございました♪
    待ちに待った「ブルーノート東京」の感想をありがとうございます。定番の【CTA】と【Got A Match?】に加えて『ビニース・ザ・マスク』の【Charged Particles】&『アイ・オブ・ザ・ビホルダー』の【Trance Dance】ですか!これは羨ましすぎる!
    全5曲とは少ないですが充実の5曲だったのでしょうね。ちゃっかりと『TO THE STARS』からも【Alan Corday】ですか! これはまた来日してほしいですね。東京ジャズ行こうかなぁ。
    「Corea / Gadd Band」。初めて知りました。ネットで調べてみましたがまだCDは発売されていないようですね。メンバーを見ると,あのスティーヴ・ウィルソンがいるではありませんか? チック・コリアはまだまだプロジェクトの同時進行を行ない続ける決意なのですね。「Corea / Gadd Band」もチェックしていきたいと思います!

  5. ドム男 より:

    返信ありがとうございます
    私の感想を楽しみに待っていたのなら、嬉しい限りです。管理人さんの好みのアルバムからの選曲のようです。
    EBの歴史をいい所のみ厳選した“オイシイ”Liveでした。
    さて本題の「Corea / Gadd Band」気になりますよね?“まだ”アルバムは出ていませんが、今年の秋に出る予定っぽいです。管理人さんもご存知「Origin」でのChick Coreaサウンドを上手く支えたアルトサックスのSteve Wilsonも参加しております。YouTubeの方にプロモーション映像が上がっているので、そちらの方も見ればいいかと思います。
    今年の東京jazzは相当良い内容になっています。GRPの黄金期を創り上げたミュージシャンなども出演します。公式ホームページを見れば、管理人さんも東京jazzに“もっと”行きたくなると思います。私から説明するより、ホームページを見た方がいいでしょう。今年も「Jazz Fusion」から目が離せませんね。

  6. セラビーセラビー より:

    ドム男さん,コメントありがとうございました♪
    「EBの歴史をいい所のみ厳選した“オイシイ”Live」。本当に良かったですね。ドム男さんの熱意がチック・コリアに伝わったのだと思います。
    「Corea / Gadd Band」気になりますよ~。アルバムはギグをやって固めてからレコーディングするつもりなのですね。
    ユーチューブすぐに見てみました。いいです。最高です。東京ジャズのHPも見ました。ナベサダ,リトナー,ゴンサロ,セスも来るんですね。東京在住者が羨ましいです。お金と時間と妻と相談してみます。

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