スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1985年度(第19回)

 「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCDLPビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大賞」。

 今回は1985年度(第19回)の発表です。
 


 
ライブ・アット・スイート・ベイジル★【金賞】.ライブ・アット・スイート・ベイジル
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ
 
 


 
アウト・オブ・ザ・ブルー★【銀賞】.アウト・オブ・ザ・ブルー
OTB
 
 


 
枯葉★【最優秀CD賞】.枯葉
マンハッタン・ジャズ・クインテット
 
 


 
Vocalese★【ボーカル賞】.ボーカリーズ
マンハッタン・トランスファー
 
 


 
ラウンド・ミッドナイト★【日本ジャズ賞】.ラウンド・ミッドナイト
宮沢昭
 
 


 
グルーヴィー★【編集企画賞】.プレスティッジ&リバーサイド・CD・マスターピース・シリーズ [全30作]
 
 


 
プレリュードとフーガ Vol.1★【制作企画賞】.プレリュードとフーガ
ジョン・ルイス
 
 


 
ザ・サード・ディケイド★【最優秀録音賞 LP】.ザ・サード・ディケイド
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ
 
 


 
スポーティン・ライフ★【最優秀録音賞】.スポーティン・ライフ
ウェザー・リポート
 
 


 
 新生ブルーノートの“旗印”となる若手6人組のオーディション・バンド=OTBの『アウト・オブ・ザ・ブルー』が【銀賞】受賞。

 OTB,そして『OUT OF THE BLUE』とは「ブルー(従来のブルーノート)から外れていく」というレーベルの願いが込められた,マイケル・カスクーナ“肝入り”の新プロジュクトで,結成当初はメンバーを入れ替えながらグループとしては存続し続けるという,モーニング娘。やAKBの先がけのようなレーベル・バンドとして一世を風靡したことを鮮烈に覚えている。

 OTBのメンバーは,トランペットマイケル・モスマンアルトサックスケニー・ギャレットテナーサックスラルフ・ボーエンピアノハリー・ピケンズベースボブ・ハーストドラムラルフ・ピーターソン

 果たして,振り返れば今でもジャズ・シーンの最前線にいるのはケニー・ギャレットボブ・ハーストの2名のみ。ジャズとはそれくらいに厳しい音楽ということであろう。

 しかし『OUT OF THE BLUE』発売当時のOTBには,他とは違う桁外れのパワーを感じていたものだ。
 『OUT OF THE BLUE』という言葉には,もう一つ「青天の霹靂」という意味もある。新進気鋭の若手ジャズメン6人による「予想もしなかったような事件や変動」の心意気を読者の皆さんにも感じてほしい。

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