スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1993年度(第27回)

 「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCDLPビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大賞」。

 今回は1993年度(第27回)の発表です。
 


ラプソディア★【金賞】.ラプソディア
ゴンサロ・ルバルカバ
 
 


バイ・バイ・ブラックバード★【銀賞】.バイ・バイ・ブラックバード
キース・ジャレット
 
 


ブルー・ライト・ティル・ダウン★【ボーカル賞】.ブルー・ライト・ティル・ダウン
カサンドラ・ウィルソン
 
 


スタンダーズ・マイ・ウェイ★【日本ボーカル賞】.スタンダーズ・マイ・ウェイ
伊藤君子
 
 


MAJOR TO MINOR★【日本ジャズ賞】.メイジャー・トゥ・マイナー
峰厚介
 
 


ヒア・アイ・アム★【日本ジャズ賞】.WOW
大西順子
 
 


★【制作企画賞】.ミュージック・オブ・ギル・エヴァンス~ライヴ・アット・スイート・ベイジルザ・マンデイ・ナイト・オーケストラ


デュークへの想い★【録音賞(海外)】.デュークへの想い
デイブ・グルーシン
 
 


ブルースエット・パート2(紙ジャケット仕様)★【録音賞(国内)】.ブルースエット・パートII
カーティス・フラー
 
 


マイルス・アヘッド [Laser Disc]★【最優秀ビデオ賞】.マイルス・アヘッド
マイルス・デイビス
 
 


 
 キース・ジャレットの『バイ・バイ・ブラックバード』が【銀賞】受賞。

 『バイ・バイ・ブラックバード』はマイルス・デイビス他界2週間後に吹き込まれたキース・ジャレットが捧げたマイルス・デイビスへの追悼盤。しかもキース・ジャレットトリオとしてはレアものとなるスタジオ盤。

 しかし,なんだろう。悪くはないが『バイ・バイ・ブラックバード』でのキース・ジャレットの演奏には共感できないし,いつものようにどっぷりとハマルことができない。演奏が薄いのだ。

 薄い理由は1つに選曲が不明瞭。マイルス・デイビスを直接連想させる愛奏曲がない。もう1つはキース・ジャレットが思うほど,ゲイリー・ピーコックジャック・デジョネットマイルス・デイビスの死を悼んでいたのだろうか?

 まっ,キース・ジャレットの大名盤群からすると下の評価となる『バイ・バイ・ブラックバード』であるが,それでも他のピアノ・トリオからすると名盤として評価されるのだろう。
 負け惜しみではなく【銀賞】がちょうどいいのである。

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