スイングジャーナル誌2001年1月号で実施された読者アンケート企画「21世紀に残したい読者が選ぶ名盤ベスト100」のスーパーカウントダウン。それが「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」。
今回は56~60位の発表です。
★59.キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ /
キャノンボール・アダレイ
★58.ライブ・アット・カーネギー・ホール 1938 /
ベニー・グッドマン
マイルス・デイビスの『カインド・オブ・ブルー』に匹敵するセールスを誇りながらも,ジャズ・ファンに長らく軽視されてきたシェリー・マンの『マイ・フェア・レディ』がランクイン。あれれ,やっぱり60位だったのね~。
でも60位には60位なりの理由があるというもの。演奏は本当に素晴らしい。シェリー・マンの柔軟なドラミングに支えられたアンドレ・プレヴィンのピアノが気持ち良くドライブしている。
楽曲もジャズにおけるミュージカル・ブームの走りとなった『マイ・フェア・レディ』である。そ・こ・が“こっぱずかしい”60位。
他のジャズ・マニアに『マイ・フェア・レディ』を愛聴盤とは到底言い難い。大の大人が「お子様ランチ」を到底注文できない心境に似ている。
そう。『マイ・フェア・レディ』の定説とは「初心者向け」の1枚であり「万人向けの」1枚の筆頭格。
しか~し管理人は知っている。ジャズ・マニアは「お子様ランチ」を部屋にこもって食べながら『マイ・フェア・レディ』をヘッドフォンで聞いているの図。
マニアであっても,マニアだからこそ当然,マニアなら絶対『マイ・フェア・レディ』を聴いています。
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