スイングジャーナル誌2001年1月号で実施された読者アンケート企画「21世紀に残したい読者が選ぶ名盤ベスト100」のスーパーカウントダウン。それが「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」。
今回は41~45位の発表です。
★45.ライブ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード /
ジョン・コルトレーン
★44.オリジナル・ジェリー・マリガン・カルテット /
ジェリー・マリガン
★42.ラウンド・アバウト・ミッドナイト /
マイルス・デイビス
★41.サンディ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード /
ビル・エヴァンス
マイルス・デイビスの『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』が“まさかの”ランクイン。42位ですって?
そう。『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』こそが「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」堂々の第2位。流行り廃りの少ないジャズにあって「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」の発表から「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」発表までの20年間で,ここまでの大暴落とはにわかに信じ難い。
だって『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』は管理人の愛聴盤として,現在まで現役を続けているのだから…。
タイトル・トラック【’ROUND ABOUT MIDNIGHT】におけるマイルス・デイビスのミュートとギル・エヴァンスがアレンジしたあのブリッジ。これぞ「真夜中のジャズ」。
この20年間でジャズは,真夜中の音楽から昼間の音楽,へと変化したんだなぁ。
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