スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100-15

 スイングジャーナル誌2001年1月号で実施された読者アンケート企画「21世紀に残したい読者が選ぶ名盤ベスト100」のスーパーカウントダウン。それが「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」。
 今回は26~30位の発表です。
 


 
ヘヴィー・ウェザー★30.ヘヴィー・ウェザー
ウェザー・リポート
 
 


ブリリアント・コーナーズ★29.ブリリアント・コーナーズ
セロニアス・モンク
 
 


Getz/Gilberto★28.ゲッツ/ジルベルト
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
 
 


ビッチェズ・ブリュー★27.ビッチェズ・ブリュー
マイルス・デイビス
 
 


ジャイアント・ステップス★26.ジャイアント・ステップス
ジョン・コルトレーン
 
 


 
 ウェザー・リポートの“最高傑作”である『ヘヴィー・ウェザー』がなぜ30位なのか? ウェザー・リポート・チルドレンとしては不本意に思った。
 しかし,マイルス・デイビスの『ビッチェズ・ブリュー』をして27位なのだから,フュージョン系の人気薄は仕方がない。

 ただしヘヴィー・ウェザー』収録のジョー・ザビヌルの【バードランド】に,ウェイン・ショーターの【お前のしるし】に,ジャコ・パストリアスの【ティーン・タウン】は,ジャズ・ファンなら必聴ものだと思う。
 そしてフュージョン・バンドならではの【ハルルカン】【パラディアム】【ハヴォナ】の爆発力はカタルシス!

 フュージョンだから聴かない,エレクトリックだから聴かない,では勿体ない!
 『ヘヴィー・ウェザー』を抱きしめる時,ウェザー・リポートの“ジャズスピリッツ”が聴こえている!

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

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