スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100-17

 スイングジャーナル誌2001年1月号で実施された読者アンケート企画「21世紀に残したい読者が選ぶ名盤ベスト100」のスーパーカウントダウン。それが「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」。
 今回は16~20位の発表です。
 


 
ウェイ・アウト・ウエスト★20.ウェイ・アウト・ウエスト
ソニー・ロリンズ
 
 


コンプリート・ヴィレッジ・ヴァンガードの夜 Vol.1★19.ビレッジ・バンガードの夜
ソニー・ロリンズ
 
 


プリーズ・リクエスト★18.プリーズ・リクエスト
オスカー・ピーターソン
 
 


処女航海★17.処女航海
ハービー・ハンコック
 
 


コンプリート・スタジオ・レコーディングス・オン・サヴォイ・イヤーズ VOL.1★16.チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ VOL.1
チャーリー・パーカー
 
 


 
 ソニー・ロリンズの代名詞“ピアノレス”の2枚の名盤ウェイ・アウト・ウエスト』と『ビレッジ・バンガードの夜』がランクイン

 ソニー・ロリンズライブ盤『ビレッジ・バンガードの夜』は『ウェイ・アウト・ウエスト』でのテナートリオの成果である。
 『ウェイ・アウト・ウエスト』でのチャレンジは『ビレッジ・バンガードの夜』でも続いており,1日2ステージの「昼の部と夜の部」ではベーシストドラマーも違うメンバーで演奏されている。やっている方向性は確信しているのに,まだまだ可能性を手探りしている。

 『ビレッジ・バンガードの夜』におけるソニー・ロリンズテナーサックスは“アドリブの天才”が爆発しており,異常に張り詰めた空気感が支配するビレッジ・バンガードの緊張した息遣いまでが聞こえてくる。

 そう。ソニー・ロリンズと2組のリズム・セクション(特にエルヴィン・ジョーンズ)との真剣勝負のその全てが音楽的! やはりソニー・ロリンズは“ワンマン”である。ゆえにリズム・セクションは触媒である。
 個性の異なる2組のベースドラムの“音楽”を受け止め,その上で優しく包み込みアンサンブルを付けていく。

 ソニー・ロリンズの代名詞“ピアノレス”は「テナーサックスの自由度」について語られるが,そうではない。
 何をやっても「音楽」へと変えてくれるソニー・ロリンズの“懐に抱かれた”「ベースドラムの自由度」の方が恩恵としては大きいのである。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

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