スイングジャーナル誌2001年1月号で実施された読者アンケート企画「21世紀に残したい読者が選ぶ名盤ベスト100」のスーパーカウントダウン。それが「スイングジャーナル読者が選ぶジャズ名盤ベスト100」。
今回は6~10位の発表です。
70年代「ジャズ/フュージョン」の“最高傑作”チック・コリアの『リターン・トゥ・フォーエヴァー』がTOP10入り。
順位は10位だが,次点のフュージョン・アルバムとなると,27位にマイルス・デイビス『ビッチェズ・ブリュー』となるのだから「ぶっち切り」のフュージョン1位である。
この透明感,爽やかで優雅でブラジリアンで不思議な浮遊体験の通称“カモメ”の『リターン・トゥ・フォーエヴァー』こそ,70年代「ジャズ/フュージョン」の“最高傑作”にして,チック・コリア個人としての“最高傑作”でもある。
ピアノ1つでアコースティックとエレクトリックを駆け巡るチック・コリアの“天才”が時代を超えて,ますます,愛聴されている。
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