《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は376位~379位の発表です。
★379.MY FAVORITE THINGS /
LIVE AT VILLAGE VANGUARD AGAIN /
ジョン・コルトレーン
★376.IMAGINATION /
MEETS THE RHYTHM SECTION /
アート・ペッパー
★376.DONNA LEE /
CHARLIE PARKER ON SAVOY VOL.1 /
チャーリー・パーカー
★376.DEATH AND THE FLOWER /
DEATH AND THE FLOWER /
キース・ジャレット
管理人のフェイバリット=キース・ジャレットの【生と死の幻想】が,ついに(早すぎる)ランクイン! “誇り高き”アメリカン・クァルテットの超・名盤である!
【生と死の幻想】は,キース・ジャレット・ファンが選ぶ「敷居の高い」難曲である。キース・ジャレットの描き出す“壮絶な”音世界は,ちょっとやそっとじゃ理解できない,所謂「上級者向け」!
この高濃度を“氷で薄めずロックで飲み干す”→ キース・ジャレットに“溺れ死ぬ”その瞬間,脳裏に【生と死の幻想】が浮かび上がる!
コメント
山本剛!!!昔、ジャズ喫茶でよく聴きました。
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
山本剛の独特のタッチ感は,JAZZ喫茶向きだと思います。私は今でも『MISTY』をリクエストしてJAZZ喫茶で聴くことがあるんですよ~。
キースのアメリカンは重いので、例に漏れず、正直敬遠気味です。でも凄いことだけは分かります。分かりやすいヨーロピアンのキースが好みです。ヨーロピアンもランクインしてくれると助かりますがぁ。
のぶひでさん,コメントありがとうございます♪
ヨーロピアンもアメリカンと甲乙付け難い充実ぶりです。好みとか性格とかコンセプトの違いが2つのカルテットの違いです。
この相反するコンボを同時期に切り盛りしたキースの“天才ぶり”が際立っています。