《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は366位~370位の発表です。
★370.THEME FROM A SYMPHONY (VARIATION TWO) /
DANCING IN YOUR HEAD /
オーネット・コールマン
★370.COMIN’ HOME BABY /
AT THE VILLAGE GATE /
ハービー・マン
★369.CAT WALK /
LEFT ALONE /
マル・ウォルドロン
★366.I WANT TO BE HAPPY /
THE AMAZING BUD POWELL VOL.2 /
バド・パウエル
★366.FREEDOM JAZZ DANCE /
MILES SMILES /
マイルス・デイビス
★366.LUSH LIFE /
JOHN COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN /
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』は,ジョン・コルトレーンが“前面に出た”ジャズ・ヴォーカルの大傑作! 【ラッシュ・ライフ】でも,主役=ジョニー・ハートマンに遠慮なく,準主役のテナー・サックスが“おいしい”フレーズを“かっさらっていく”!
それにしてもジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマンの相性がチリバツ! ジョン・コルトレーンの「低音テナー」とジョニー・ハートマンの「低音ヴォイス」がシンクロしている。
【ラッシュ・ライフ】の大名演は,2人の“歌心と表現力”の結晶である。
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