《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は301~306位の発表です。
★306.MY FAVORITE THINGS /
COLTRANOLOGY /
ジョン・コルトレーン
★305.TIJUANA GIFT SHOP /
TIJUANA MOODS /
チャールズ・ミンガス
★303.BLUE N’ BOOGIE /
FULL HOUSE /
ウェス・モンゴメリー
★303.SO TENDER /
STANDARDS VOL.2 /
キース・ジャレット
★301.YOU LOOK GOOD TO ME /
WE GET REQUESTS /
オスカー・ピーターソン
★301.BLUES-ETTE /
BLUES-ETTE /
カーティス・フラー
キース・ジャレットは『スタンダーズ』の諸作の中に“そっと”自分のオリジナルを偲ばせるのが好きだ。
【ソー・テンダー】も『スタンダーズ VOL.2』の中にあって,他のスタンダーズと同格,いや,それ以上の名演で光り輝いている。
【ソー・テンダー】は,キース・ジャレットお得意のリズミックでエキサイティングな盛り上がりと,ロマンティックで叙情的なフレーズが交錯している。そこへ芸達者なゲイリー・ピーコックのベースとジャック・デジョネットのドラムが溶け合い,キース・ジャレット・トリオならではのスタンダーズ・ソングが【ソー・テンダー】である。
コメント
ウェスのはよく聴きます~。
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
ウェス・モンゴメリーのはBLUE LIFEさんの【BOOGIE】ですものね? 相性いいと思います。
キース・ジャレットのスタンダーズはなぜだかいつも「Vol.1」ばかりが称賛されている気がしています。
「Vol.2」も「チェンジズ」も名演揃いなので【ソー・テンダー】のランクインに喜びました。
のぶひでさん,コメントありがとうございます♪
おっしゃる通りです。私もなぜだか理由は分かりませんが『VOL.1』の突出には辟易しています。これからは『VOL.2』絶賛の時代かも!?