《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は296~300位の発表です。
★300.AUTUMN LEAVES /
WHAT’S NEW /
ビル・エヴァンス
★298.E.S.P. /
E.S.P. /
マイルス・デイビス
★298.I’LL CLOSE MY EYES /
BLUE’S MOODS /
ブルー・ミッチェル
★296.MY FUNNY VALENTINE /
AT THE OPERA HOUSE /
スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン
★296.SUMMERTIME /
GO MAN! /
ソニー・クリス
ここに来て「いぶし銀」のランキング! ビル・エヴァンスのフルートとの共演盤。マイルス・デイビスの中では不発の『E.S.P.』。
マニアが愛するブルー・ミッチェルとソニー・クリスの名演。スタン・ゲッツはJJとのバトル盤と来ている。通だよなぁ。
コメント
ESPけっこう好きですよ。
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
『ESP』は軽やかすぎやしませんか? 『マイルス・スマイルズ』以降のショーターが「真のショーター効果」だと思うのですが?
下位のランキングも見てみました。有名盤がすでにたくさん登場していました。この辺りにジャズ好きが選んだランキングの面白さが窺えると思います。
ささぐりさん,コメントありがとうございます♪
「モダン・ジャズ・ベスト・セレクション」も40記事を超えました。私も下位のランキングを振り返ってみましたが,ささぐりさんのコメントに同感です。
ジャズ好きとは,実にユニークなセロニアス・モンクな人種ですよね?