《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は265~268位の発表です。
★268.TENOR MADNESS /
TENOR MADNESS /
ソニー・ロリンズ
★265.A NIGHT IN TUNISIA /
A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD /
ソニー・ロリンズ
★265.THE DAYS OF WINE AND ROSES
/ WE GET REQUESTS /
オスカー・ピーターソン
★265.LOVE FOR SALE /
1958 MILES /
マイルス・デイビス
【テナー・マドネス】は,ジャズ史に輝く2大テナーである,ソニー・ロリンズとジョン・コルトレーンによる唯一の共演トラック!
世紀の名演を予想するも,残念ながら【テナー・マドネス】ならぬ【テナー・クールネス】? これが共演ではなく競演であればランキング1位も可能であろうが,うん,これは265位にふさわしい共演であろう。
コメント
和気あいあいなマッドネス、この雰囲気結構好きですよ。
BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
テナーの巨人の【テナー・マドネス】が中の上の演奏だったから,マイルスらのラッパ吹きの天下が続いたのだと思います。テナーの時代はもう来ないのか?