MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-61

 《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
 『ジャズ名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
 そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
 ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》

 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
 今回は174~178位の発表です。
 


バードランドの夜 Vol.1★178.SPLIT KICK
A NIGHT AT BIRDLAND VOL.1
アート・ブレイキー
 


アローン・イン・サンフランシスコ+1★174.BLUE MONK
THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO
セロニアス・モンク
 


スタンダーズ Vol.1★174.GOD BLESS THE CHILD
STANDARDS VOL.1
キース・ジャレット
 


ソウルトレーン★174.GOOD BAIT
SOULTRANE
ジョン・コルトレーン
 


サムシン・エルス+1★174.SOMETHIN’ ELSE
SOMETHIN’ ELSE
キャノンボール・アダレイ
 


 
 キース・ジャレットの【ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド】がランクイン
 【ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド】を聴いていつも思うのは,何のスタンダードを演っているのか不明だが,これぞ聴き間違えようがない,キース・ジャレットジャズピアノそのものであるということ。

 【ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド】は,ゴスペル調でリズムが強調されたジャズ・ロック・テイストの大名演。このリズムと静寂との間を駆け抜ける世界一のピアノ・タッチ。
 絶好調のキース・ジャレットと絡み合う,ゲイリー・ピーコックベースジャック・デジョネットドラムも世界レベル。2人のアドリブの冴えにのけぞってしまう。見事に原曲に,そしてキース・ジャレットピアノの世界に合わせた上での表現力。キース・ジャレットゲイリー・ピーコックジャック・デジョネットを手放さないのも当然であろう。

 15分を超える演奏であるにも関わらず,一瞬たりとも聴き逃せない“山場の連続”である。
 キース・ジャレットゲイリー・ピーコックジャック・デジョネットの“三者三様の”トリオが集うと,あら不思議,別々に持ち寄った素材で【ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド】が見事に出来上がっている。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

コメント

  1. 和仁 より:

    先日はコメントありがとうございました。なかなか新しい作品ができなくて悩んでます。
    それはさて置き、セラビーさんとの繋がりと言えばキース・ジャレットですが、この記事のSTANDARASは聴いてません。
    う~ん、トリオはあんまり聴かないんですけど、機会があれば聴いてみたいと思います。
    あと、チャーリー・ヘイデンとの共演による「ジャスミン」はセラビーさん的にはどうだったんでしょう?
    歳の所為か、僕的にはあれはあれで、聴いてると落ち着くのでアリだと思うのですが、ツイッターなんかを見てますと「退屈だ」とのコメントが結構あった様な・・・
    ではまた、よろしくお願いします。

  2. セラビーセラビー より:

    和仁さん,コメントありがとうございます♪
    クリエイティブな和仁さんらしい悩みですね。新作を末永くお待ちしています。
    『レイディアンス』の大阪ライブへ出かけるくらい熱心な和仁さんが【ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド】が未聴とは驚きました。ここは是非ご一聴をお奨めいたします。絶対名演ですよ~。
    『ジャスミン』はかなり聴き込みました。3年もの間,選曲を考え寝かしたにふさわしい名盤ですね。いい意味で落ち着きが飽きの来ない深みを感じます。

  3. BLUE LIFE より:

    うーん、懐かしい。LPでよく聴きました。今は再発のCDで。

  4. セラビーセラビー より:

    BLUE LIFEさん,コメントありがとうございます♪
    昔LP。今CD。明日はフラックでもいかがですか?メディアは変っても名盤は不滅ですよねっ。

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