《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は81~85位の発表です。
★85.BRILLIANT CORNERS /
BRILLIANT CORNERS /
セロニアス・モンク
★84.YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS /
BALLADS /
ジョン・コルトレーン
★83.LOTUS BLOSSOM /
QUIET KENNY /
ケニー・ドーハム
★82.ASCENSEUR POUR L’ECHAFAUD /
ASCENSEUR POUR L’ECHAFAUD /
マイルス・デイビス
★81.DEAR OLD STOCKHOLM /
THE SOUND /
スタン・ゲッツ
スタン・ゲッツの【ディア・オールド・ストックホルム】がランクイン。
【ディア・オールド・ストックホルム】の名演は多いが,世界で初めて演奏されたスタン・ゲッツの【ディア・オールド・ストックホルム】が後世へ“決定的”な影響を与えた大名演に違いない。
原曲のカタチは崩している。しかし“天才”スタン・ゲッツの崩しが原曲以上に美しい。原曲の美しさを超えて香気さえ漂わせている。
スタン・ゲッツの“思い入れたっぷりに”フェイクするアドリブに聴き惚れる。
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