“音楽の祭典”2014年度のグラミー賞。管理人的にはレディー・ガガ&トニー・ベネットのデュエットである。ネットでパフォーマンス映像を見つけたが,これは見応えがあった。なんだかレディー・ガガにハマリそうで恐い?
世間的にはサム・スミスが主要3部門を含む4冠達成。しかし話題はサム・スミスではなく,決して素顔を明かさないシーアの背中越しのパフォーマンス一色のようでして…。
ん? ジャズ/フュージョン以外はどうでもよかったですね。
早速「アドリブログ」の本丸『JAZZ』の受賞作の発表で~す。
★ Fingerprints /
Chick Corea, soloist /
Track from: Trilogy (Chick Corea Trio)
★ Beautiful Life /
Dianne Reeves
★ Life In The Bubble /
Gordon Goodwin’s Big Phat Band
★ The Offense Of The Drum /
Arturo O’Farrill & The Afro Latin Jazz Orchestra
もはや貫録! チック・コリアの『トリロジー』がダブル受賞!
チック・コリアとクリスチャン・マクブライドにブライアン・ブレイドと来れば,受賞しないわけがない?
そんな“鉄板”のピアノ・トリオが予想通りのまとまりにして,濃密なインタープレイが想像以上にスイングする,もはや「未来永劫,チックのこのピアノ・トリオを超えることができるのか?」的な,ウルトラ・オーソドックス・ピアノ・トリオのライブ・ベストCD。
『トリロジー』が,チック・コリア本人えり抜きのベスト・テイク集なのだから最上級なのは当然として,気になるのはこのツアーの没テイク。
きっと没テイク集の『トリロジー 2』なるものが発売されたら『トリロジー 2』がその年のグラミー受賞最有力。『トリロジー 3』であってもノミネートまでは楽勝だと思う。
そこでチック・コリア様への提言です。
いっそのこと『COMPLETE TRILOGY LIVE』なるボックス・セットを制作されませんか? チック・コリア・ファンは皆,今から発売予定のない未発表音源集を待ち焦がれているのです!
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