《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》
「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
今回は36~40位の発表です。
★40.MY ONE AND ONLY LOVE /
JOHN COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN /
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
★39.I REMEMBER CLIFFORD /
LEE MORGAN VOL.3 /
リー・モーガン
★38.MY FAVORITE THINGS /
SELFLESSNESS FEATURING MY FAVORITE THINGS /
ジョン・コルトレーン
★37.BLUE IN GREEN /
KIND OF BLUE /
マイルス・デイビス
★36.THE SIDEWINDER /
THE SIDEWINDER /
リー・モーガン
リー・モーガンの「過去と未来の」代表曲である【アイ・リメンバー・クリフォード】と【ザ・サイドワインダー】が同時ランクイン。
クリフォード・ブラウンの後継者と目されたリー・モーガン。ブルーノート最大のヒットを放ったリー・モーガン。ハード・バップを吹いてもジャズ・ロックを吹いても“艶やかな”トランペットがリー・モーガン。
ジャズは不良の音楽である。ラッパは不良の楽器である。リー・モーガンこそがジャズの“花形”の1人である。
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