スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1968年度(第2回)

 「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCDLPビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大賞」。

 今回は1968年度(第2回)の発表です。
 


クロイドン・コンサート★【金賞】.クロイドン・コンサート
オーネット・コールマン
 
 


ALL ALONE★【銀賞】.オール・アローン
マル・ウォルドロン
 
 


ページ2[+1]★【日本ジャズ賞】.ページ2
ジョージ大塚
 
 


ゴールデン・サークルのベンクト・ハルベルク★【録音賞】.ゴールデン・サークルのベンクト・ハルベルク
ベンクト・ハルベルク
 
 


We Get Requests★【録音賞】.プリーズ・リクエスト
オスカー・ピーターソン
 
 


 
 オーネット・コールマン強し! 1967年,1968年と2年連続【金賞】受賞!
 ただし,今でも名盤として語り続けられている『ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン VOL.1』と比較して『クロイドン・コンサート』は「忘却の彼方」。

 『クロイドン・コンサート』が,流行の音楽だったとは思わない。オーネット・コールマンのディスコグラフィーから抜け落ちているように感じる最大の理由は『クロイドン・コンサート』が,イギリスはロンドンでコンサートを開くための“クラシック”オーネット・コールマンだから。

 そう。イギリスで外国人がコンサートを開くための許可条件は“クラシック”オーネット・コールマン。【SOUNDS AND FORMS FOR WIND QUINTET】は,オーネット・コールマンの“公式”クラシック曲なのである。

 残る7トラックは,得意のフリージャズであり,観客の「理解」に欠けたイギリス公演。日本でも「理解」されなくて当然だと思うのだが,よもやの【金賞】受賞。
 『クロイドン・コンサート』はオーネット・コールマンが“顔”で獲った【金賞】である。

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コメント

  1. 郄橋正博 より:

    クロイドンコンサートの2枚組のレコードを持っていて、今でも年3回くらい聴いています。コルトレーンとはまた違った趣の天才性を感じます。アルトサックスによる即興演奏は、どくとくでいち度聴いたら、忘れられませんね。

  2. セラビーセラビー より:

    郄橋正博さん,コメントありがとうございました♪
    『クロイドン・コンサート』の2枚組のレコードですかっ。アナログ音源。私も聴いてみたいです。
    オーネット・コールマンはパット・メセニーのアイドルの1人ですから,当然,私もフォローしていますが『クロイドン・コンサート』は未聴なままでして…。
    オーネット・コールマンはめちゃめちゃ聴きやすいFREEのマエストロですので,コルトレーンと交互に楽しむ機会が多いです。

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