スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1969年度(第3回)

 「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCDLPビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大賞」。

 今回は1969年度(第3回)の発表です。
 


LIBERATION MUSIC ORCHESTRA★【金賞】.リベレーション・ミュージック・オーケストラ
チャーリー・ヘイデン
 
 


モンタレーのミンガス★【銀賞】.モンタレーのチャーリー・ミンガス
チャールス・ミンガス
 
 


WE NOW CREATE★【日本ジャズ賞】.ウイ・ナウ・クリエイト
富樫雅彦
 
 


PALLADIUM★【日本ジャズ賞】.パラジウム
佐藤允彦
 
 


モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エヴァンス★【録音賞(海外)】.モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エヴァンスビル・エヴァンス
 
 


HI-NOLOGY★【録音賞(国内)】.ハイノロジー
日野皓正
 
 


 
 今回の「ジャズ・ディスク大賞」をシリーズ化と称して,改めて受賞作に目を通し,耳を通してみて気付いたことがある。

 それは1967年の【金賞】が『ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン VOL.1』。1968年の【金賞】が『クロイドン・コンサート』。そして1969年の【金賞】が『リベレーション・ミュージック・オーケストラ』ゆえ,3年連続のフリージャズ

 オーネット・コールマンに代わってチャーリー・ヘイデンなのだから,まだまだフリージャズ旋風が吹き荒れていたとは言えるが,オーネット・コールマン旋風はひとまず落ち着いていた,そう考えていたのだが『リベレーション・ミュージック・オーケストラ』のライナーノーツを読み返してみて驚いた…。

 そう。『リベレーション・ミュージック・オーケストラ』の原型とは,オーネット・コールマン抜きの『CRISISオーネット・コールマンカルテット
 実質の【金賞受賞は3年連続となるオーネット・コールマン! オーネット・コールマン強し!
 (チャーリー・ヘイデン・ファンの皆さん,すみません)

PS これと同じことが【日本ジャズ賞受賞の『ウイ・ナウ・クリエイト』と『パラジウム』の富樫雅彦にも言える訳でして…。興味のある読者の皆さんは少し調べてみてください…。そして富樫雅彦もやはりフリージャズであった…。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

コメント

タイトルとURLをコピーしました