スイングジャーナル主催 ジャズ・ディスク大賞 1980年度(第14回)

 「スイングジャーナル」誌が,レコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にして,国内で該当年度中に発売されたCDLPビデオを対象に同誌委託の「ジャズ・ディスク大賞選考委員」によって選出される,日本ジャズ界に最も貢献した作品に贈られる「ジャズ・ディスク大賞」。

 今回は1980年度(第14回)の発表です。
 


ナイト・パッセージ★【金賞】.ナイト・パッセージ
ウェザー・リポート
 
 


IN CONCERT, ZURICH, OCTOBER 28, 1979★【金賞】.イン・コンサート
チック・コリア&ゲイリー・バートン
 
 


ニューヨーク1980 ギル・エヴァンス・ライブ・アット・ザ・パブリック・シアター(紙ジャケット仕様)★【銀賞】.ライブ・アット・ザ・パブリック・シアター
ギル・エバンス
 
 


カミング・ホーム・アゲイン (HQCD)★【ボーカル賞】.カミング・ホーム・アゲイン
カーメン・マクレエ
 
 


Amtrak Blues★【ボーカル賞】.アムトラック・ブルース
アルバータ・ハンター
 
 


兆★【日本ジャズ賞】.
富樫雅彦~山下洋輔
 
 


ウィズアウト・ライム・オア・リーズン★【録音賞(海外)】.ウィズアウト・ライム・オア・リーズン
スコット・ジャレット
 
 


マイ・リトル・スエード・シューズ(紙ジャケット仕様)★【録音賞(国内)】.マイ・リトル・スエード・シューズ
西直樹
 
 


ビング・クロスビーの想い出★【編集企画賞】.ビング・クロスビーの想い出
 
 
 


セッション・イン・パリ VOL.1 ソング・オヴ・ソイル★【制作企画賞】.富樫雅彦セッション・イン・パリ VOL.1,VOL.2
 
 
 


 
 ウェザー・リポート強し! 1979年,1980年と2年連続【金賞】受賞!
 激動の70年代を締めくくり,成熟の80年代の幕開けを告げるにふさわしい『ナイト・パッセージ』こそが“ウェザー・リポートの時代”であったことの証しである。

 ただし,ネタバレになるがしょうがない。1981年の【金賞】受賞はジャコ・パストリアスの『ワード・オブ・マウス』。つまりジャコ・パストリアス個人としては3年連続の【金賞】受賞なのである。

 ウェザー・リポートにおけるジャコパスの役割は,絶対にジョー・ザビヌルウェイン・ショーターの2トップには敵わないが,ジャコ・パストリアスがいたからこそのウェザー・リポートの「黄金期」!
 “世紀の名バラードジャコ・パストリアス印の【THREE VIEWS OF A SECRET】が生まれて良かった!

 おおっと! ウェザー・リポートエレクトリックジャズで世界を席巻している最中に誕生した,真にHOTでCRYSTALアコースティックジャズの「伝説のライヴ盤」=チック・コリア&ゲイリー・バートンの『イン・コンサート』も【金賞】受賞!
 『イン・コンサート』の本物は「永遠に色褪せない」。「永遠のバイブレーション」に心が震えるのだろう。

 エレクトリックでもアコースティックでもジャズジャズ。バンド・サウンドならではの「強烈なカラーとパワー」が聴こえてくる。デュエットならではの「音の会話」が聴こえてくる。
 そう。ジャズとは「試行錯誤の瞬間芸術」なのである。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

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